月の石

現在地球上に存在する月の石は大きく分けて3種類のソースがあります。
ひとつはアメリカ合衆国の月探索計画であったアポロ計画により持ち帰られた月の石。
ひとつは旧ソビエト連邦によるルナ計画で持ち帰られた月の石。
ひとつは月面のクレーター形成時に隕石として地球上に落下した月の石。

放射年代測定にかけると月の石はふつう地球上の石に比べてはるかに古いものばかりです。
最も新しいとされる月の石でも地球上最古の石よりもはるかにその年代は古いのです。 月で採取された月の石でもそれらがもつ年代は著しく違いがあります。

月の石は太陽系ができあがった過程を知るうえで、重要なサンプル資料となるのです。
月の石は塩基性を高く持ち、地球の岩石に比べるとカリウム、ナトリウムが乏しく、水分をほぼ含みません。 かつては水分子を持たないとされた月の石ですが、研究が進み、ごく少量の水分を含むことがわかりました。 月の石が水分を持っていることから月の地中には地球のマグマのように水分がある可能性があります。

日本では1970年、大阪万博でのアメリカ館で月の石の実物が展示されて人気を博しました。
ムーンストーンも実際の月の石も日本においては人気が高い石のようですね。

2014年7月24日